あるだけで印象が変わってしまう眉間のシワ。知らず知らずの毎日のクセや習慣で、くっきりとついてしまった眉間のシワは、加齢と共になかなか取れなくなってしまいます。眉間のシワがあるだけで「気難しそうな人だな」と思われないためにも、シワが深くなる前に早めにケアをすることが必要です。そこで今回は、眉間にシワができる原因と共に、シワを消すために効果的なエクササイズや二重あごにならないための予防法などについて詳しくご紹介します。

眉間にシワができる理由

笑顔でできるほうれい線と違い、眉間のシワは顔を不機嫌に見せたり、表情を暗くしてしまうため、イメージを悪くしてしまうシワです。さらに放置しておくと深くなり、表情を変えていない状態でも眉間にシワが寄ってしまうようになります。眉間にシワができる原因としては、表情のクセ、乾燥、そして加齢があります。

緊張している、考え込んでいる

目を使う作業をしている時や、パソコンやスマホの画面を見ている時など、無意識のうちに眉間にシワを寄せていることがあります。また緊張している時や不安な状態に置かれている時にも眉間に力が入ってしまい、シワになりやすくなります。

目が悪くよく見えていない

メガネやコンタクトの度が合っていない、また目が悪い時に近くが見えない、遠くが見えないといった時に、目をこらしたりすると、眉間にシワが寄りやすくなります。また老眼などでものが見えづらくなった時など、まだ見える、と無理をすることも無意識に眉間に力が入ることになります。

寝ている時に眉間に力が入っている

横向きで寝るクセがあったり、疲れやストレスから無意識のうちに眉間に力が入り、シワになっていることがあります。寝ている間は無意識で、指摘してくれる人もいないため、毎日積み重なるとシワが深くなってしまいます。

空気が乾燥した環境にいる

空調が効いた部屋などで一日中過ごすことが多いと、どうしても空気が乾燥しがちです。そうすると肌から水分が奪われ、肌が乾燥してしまいます。乾燥するとどうしても肌にシワができやすくなります。

加齢による肌の弾力の低下

加齢で皮膚のコラーゲンが減少すると水分保持ができなくなり、肌の弾力が低下します。そうなるとちょっとしたクセでもシワがつきやすくなり、元に戻りづらくなってしまいます。

眉間のシワを薄くするには?

できてしまったシワは、それ以上悪化しないようにすることが必要です。原因別に対策をご紹介します。

シワを寄せないよう意識する

目が見えづらい時や、集中している時、緊張している時などに、無意識に眉間にシワが寄っている場合は、意識を常に眉間に向けることでクセが改善されることがあります。もしくは机の上で、眉間が見える場所に鏡を置くのもおすすめです。顔を上げた時などに視線が行くようにしておけば、眉間にシワが寄っている時に気づきやすくなるので、クセを止めることができます。

眉間用のテープを貼る

寝ている時に眉間にシワを寄せるクセは、さすがに起きていないので止めることができません。こういった場合には、眉間に貼るテープがおすすめです。固いテープなので、眉間に力が入ってもシワになりません。

美容化粧品を使う

肌の乾燥や加齢による弾力低下などの場合は、保湿をすることでシワを改善することができます。保湿成分が配合されたクリームで毎日ケアをすることで、シワを薄くすることができます。ビーグレンの「エイジングケアトライアルセット」は、リピート率98.5%という高さが、効果を示していると思います。365日間の返金保証もついているので、使ってみて効果を確かめられるのも安心ポイントです。

メガネやコンタクトを調整する

メガネやコンタクトは、定期的に視力検査をしてレンズを調整する必要があります。度が合っていないメガネやコンタクトは、かえって視力を落としてしまうことにもなりかねません。また老眼なんていわれたくないと無理をすることもやめましょう。目が悪くなってきたと感じたら、早めにメガネを作ることが必要です。目が見えづらいと、シワの原因となるだけでなく、首や肩が常に緊張するため、コリの原因にもなってしまいます。

どんなエクササイズが有効?

眉間のシワを解消するためには、眉間の緊張状態を意識して取ることも必要です。そのためにエクササイズを毎日することもおすすめです。

シワ解消マッサージ

  1. 両手の人差し指と中指を揃え、指の腹で眉間を押します。これを5回行います。
  2. さらに薬指も加えて、額からこめかみへと指を滑らせます。これを10回行います。

目元のマッサージ

  1. 眉間を人差し指と中指でつまんでほぐします。
  2. そのまままぶたを端までもみほぐします。

どちらの方法も眉間の緊張をほぐすため、シワを伸ばすことに加え目元をすっきりさせてくれます。

眉間のシワを消すためにすぐできること

遠くを見る

パソコンの画面やスマホを使うことで、目に疲れがたまると眉間に力が入りやすくなります。少し遠くを見るだけで目の疲れが取れます。この場合、窓を開けて遠くを見るといったことをしなくても、部屋の壁に貼ってあるポスターなど、少し離れた場所のものを見るだけで十分です。

口角を上げる

口角をあげると、眉間が広がります。机の上に置いた鏡をみながら、また作業をしながら意識して口角を上げてみましょう。

鼻筋をマッサージする

親指と人差し指で、軽く鼻をつまんでマッサージしましょう。もしくは中指で小鼻から眉間までゆっくりと押さえていくのもおすすめです。血行が改善され、老廃物も流れやすくなります。

頭皮をマッサージする

両手の指を広げ、ボールを掴むように頭を押さえ、指先だけに力を入れて押します。軽く2〜3回押すだけでこわばりがほぐれ、顔の緊張をほぐします

またお風呂に入っている時に、しっかり体を温め、リラックスすることも大切です。睡眠不足や疲労は肌の調子を低下させるだけでなく、ストレスになって緊張状態を体にもたらすので、リラックス状態に体を切り換えるようにすることも必要です。

さらに保湿ケアをきちんとしていくことで、シワを薄くすることができます。ゆっくり時間をかけてシワをなくしていくようにしましょう。

眉間にシワを寄せる癖も直そう

無意識に眉間にシワを寄せてしまうという場合には、顔をしっかり動かすエクササイズも有効です。目を大きく見開いたり、顔をしかめっ面にして、目も口も大きく開くなど、顔の表情筋を動かしてみましょう。特に仕事中など集中している時には、顔が無表情になりがちで、そのこともシワを作りやすい環境にしているといえます。また首を少し上に向け、目を見開いて舌を伸ばすのも、顔の緊張を和らげます。お風呂上がりなどに試してみましょう。

簡単なエクササイズとして、眉を一度ひそめて、眉だけを上にあげる方法があります。ちょっとしたすき間時間にできるので、「今ちょっと顔が固くなっているな」と感じたらやってみましょう。トイレに行った時などに、眉間をほぐすのもおすすめです。

眉間のシワを隠すメイク

メイクはシワを消す方法というよりも、顔をきつくみせてしまわないよう顔の印象を和らげるのが目的です。眉間のシワは保湿ケアやマッサージで消すしか方法がありませんが、シワを消すまでにはある程度時間が必要なので、その間メイクでできるだけ顔を優しく見せるよう工夫しましょう。

眉と眉の間が近くならないよう、少し間が空くように眉を抜き、眉頭を強調しないようアイブロウを使います。明るめのベージュ系のものを使えば、ソフトに仕上がります。またベースメイクもできるだけソフトに仕上げ、あまり目元を強調しないことも大切です。

眉間のシワは印象を悪くするだけなく、疲れた顔に見せてしまいますので、シワを作らないようにすることと、保湿をしっかりすることが必要です。早めのケアでシワは薄くすることが可能なので、そのまま深くならないようにしっかりと改善していきましょう。