眉間のシワは怒っているようなイメージを与えてしまいます。いつの間にか深く刻まれてしまっていて、常にシワがある状態になっている方、なんとかしたいですよね。
まずは眉間のシワがなぜできてしまったのか、原因はどこにあるのかということを探っていきましょう。また、シワの対処法や作らないためにはどうすればいいのかなども併せてご紹介いたします。
眉間のシワはなぜできる?
表情のクセ
日頃から気づかないうちに仕事中などに眉間にシワを寄せてしまっている方がいます。考え事をしたり、パソコンやスマホを見ながら険しい顔をしている方もいます。
また近視や遠視、乱視といった視力が低い方で、物を視るときに眉間にシワを寄せるのがクセになっている方もいます。眉間にシワを寄せ、寝ることもあります。そういった日頃からの表情のクセが毎日繰り返され、シワが深く刻まれてしまいます。
乾燥
目元の皮膚が薄いことは皆さんもご存知の通りですが、眉間部分の皮膚も非常に薄くなっています。Tゾーンとよばれるところなのでてかることが多い部分でもあるのですが、非常に乾燥しやすい部分でもあります。
日頃のスキンケアの時も、眉間という部分はどうしてもさらっと済ませてしまう方が多いです。水分と油分のバランスが良ければ、肌は保湿されている状態です。
皮脂の分泌量が多いから、たっぷりつけなくても大丈夫と思っていませんか?水分が不足すると肌は乾燥状態になり、シワが出てきます。また乾燥が進むとそれを改善しようと皮脂分泌が過剰になり、ニキビもできやすくなります。
眼精疲労
これはちょっと不思議に感じる方がいるかもしれませんが、目が疲れると無意識のうちに眉間にシワをよせて物を視る傾向があります。毎日のデスクワークでのパソコンやスマホの長時間使用によって、目が疲れている可能性が高いです。知らず知らずのうちに眉間にシワを寄せていることがあり、それがしっかりと刻まれてとれなくなってしまいます。
クレンジング
アイメイクなどを落とすとき、ついついゴシゴシ洗いをしていませんか?眉間部分もその流れでゴシゴシとこすってしまっている方がいます。クレンジングの際の摩擦が、肌に負担となってシワができる原因になります。必要以上の刺激は、皮膚を固くしてしまいその結果シワができやすくなってしまいます。
寝方
いつも横向きで寝ている方も多いようですが、その姿勢が眉間にシワを作ることにつながっています。顔を横に向けるということは、眉間部分に脂肪が流れていき、それが朝まで続きます。そういったことを繰り返していると、シワが現れます。
コラーゲン減少
年齢とともにお肌のコラーゲンは減っていきます。年齢だけではなく、睡眠不足や食生活の乱れなど、日頃の生活習慣が原因となっていることもあります。これはほとんどの女性の方がわかっていることですよね。コラーゲンが減ると、肌の弾力が失われていきハリが不足します。この状態でシワを寄せるクセなどがついてしまうと、元に戻らなくなってしまいます。
眉間のシワの対処法
保湿メインのスキンケア
眉間のシワの原因がお肌の乾燥にあることは、先に書かせていただいた通りです。これに対する対処法は、徹底的に保湿メインのスキンケアを行うことが必要になります。
今話題で人気の「ブースター」などの導入液を洗顔後に使用します。そうすることで、化粧水などのスキンケアコスメの浸透力がさらにアップします。また、アイクリームは保湿力も高く、シワ改善の美容成分も含まれているものが多いので、眉間にも使うことをおすすめします。
シワ対策用化粧品
眉間のシワや目元のシワなどを改善する為の美容クリームが市販されています。多数のコスメメーカーから発売されており、ちょっとコストはかかりますがそれなりに効果があるとして人気を集めています。
中でもおすすめなのが、ビーグレンの「エイジングケアトライアルセット」です。リピート率98.5%という高さが、効果を示していると思います。365日間の返金保証もついているので、使ってみて効果を確かめられるのも安心ポイントです。
シワ取りテープ
寝ている間の眉間のシワを防ぐために、シワを引っ張るテープが市販されています。眉間のシワが伸びた状態でテープを張ることで、寝ている間のシワを防いでくれます。また、日中の使用も可能ですので、休日で外出予定がないなら貼っておきましょう。そうすることで、日中もシワを改善・予防をすることができます。
クセを直す
無意識のうちに眉間にシワを寄せてしまっている場合、そのクセを直すことが必要です。クセなのでなかなか難しいかもしれませんが、できないことではありません。
パソコンやスマホを長時間使用している方は、定期的に休憩時間を設ける習慣をつけてください。目が疲れたと感じたら、ホットタオルなどを目にのせて休ませてあげましょう。
最近は市販で目の疲れをとってくれる商品もありますので、そういったものをとりいれるのも一つの方法です。
また、眼鏡やコンタクトを使用されている方は、今一度それらがきちんとあっているのか診てもらいましょう。しっかりと視力のあっているものを使用することで、眉間にシワを寄せて物を視ることもなくなっていくはずです。
マッサージ
眉間のシワを解消する為のマッサージがあります。
- 眉間を人差し指と中指で押しながら5カウント。
- 指の腹で額からこめかみまでを10回さすってください。
- 指の腹を眉間から生え際方向に上下に交互に動かしましょう。
- 指の腹を使って、生え際を持ち上げるようにして力を入れて10カウント。
毎日鏡の前で行うことを習慣づけていきましょう。特に時間がかかるものでもなく、難しいことはありませんので、今すぐ始められます。
眉間にシワを作らないためには?
眉間もしっかりスキンケア
毎日のスキンケアの時に眉間も意識してしっかりとケアすることが大切です。目元や口元、おでこなどはしっかりとハンドプレスしたり、マッサージしたりしますよね。それと同じことを眉間部分にも行ってあげてください。日頃からしっかりと水分と油分を補給し保湿すること。それが眉間にしわを作らない肌環境づくりにつながります。
ストレスをためない
ストレスがたまるとイライラすることが多くなります。眉間にシワが寄ってしまうことも多くなります。そういったことを防ぐためにも、日々のストレスは上手に解消していかなければいけません。
ストレスを解消する方法は人それぞれです。好きな映画をみたり、音楽を聴きながら散歩してみたり、思い切って大掃除する、というのも案外ストレス解消につながります。自分なりの解消法を見つけて、ため込まないようにしましょう。
眉のコリを解消する
目が疲れている方は、眉の上にある雛眉筋という筋肉が凝ってしまっている傾向があります。毎日のスキンケアの時に、親指と人差し指の腹を使って、眉頭の上辺りをつまんで押してください。そのまま押す位置を眉尻方向へずらしていきます。これを毎日行うことで、疲れ目を解消して眉間にシワができるのを防ぐことが出来ます。
視力に適応している眼鏡を使用する
先にも書いていますが、視力に適応していないものを使用していると、物を視るときに眉間にシワを寄せがちになります。思い当たる方はきちんと専門医療機関でみてもらって、視力に適応している眼鏡を使用してください。
また、太陽の光がまぶしいときも眉間にシワを寄せがちです。日差しがキツイと感じるなら、外出の際はサングラスの使用をおすすめします。
まとめ
眉間のシワは深く刻み込まれてしまってから目立たなくするようにするまでには、かなり時間がかかります。原因にもよりますが、一朝一夕で改善されるものではありません。
ですから、シワができないように予防を意識した生活を送ることが大切です。普段から眉間にシワを寄せることがないよう、ストレスはためないようにしましょう。
眉間にシワができるようなクセをつけないようにすることも意識してください。目が疲れたと感じたら休むことを忘れないでください。また、しっかりと毎日保湿を心がけることも忘れないでくださいね。